インフルエンザにやられた？！フィリピン流の治し方

現在フィリピンでは、インフルエンザが流行っているのか？先週から私を含め次々と家族がインフルエンザらしき症状になってしまった。おまけにソールアイスも・・・子供が熱を出した時に気づけばよかった。咳や鼻水も出ないし３８度程度の熱だったのでインフルエンザだとは気づかなかった。

子供は、１日学校を休ませ次の日も少し熱があったが薬を飲ませて登校させた。私は、“休ませろ”と言ったが、ワイフはどうしても登校させたかったようだ。３日後には、熱も引き、外ではしゃぎ回って遊んでるので、単なる子供によくある発熱だろうと思っていた。

すると数日前、私が３９度の発熱！何だ？もしかして・・・ドキッ！すぐに体に斑点がないか隈なく探した。そうです。あの私が一番恐れているデング熱です。ソールアイスもうつされ、目が澄んで見えないが、鏡を持って背中を見渡した。すると！あっ・・あっ・・あった！ドキ！　
備考【デンゲは、こんな斑点体に出ます。】

あっ！ちごうた、私のは、蚊に噛まれた跡か！

しかし斑点が見当たらなかったのでホット！した。

この時初めてわかった“敵はインフルエンザだったか”うかつだった・・・分かっていたらもう少し用心してた。しかしデンゲなくてよかった。これに比べりゃインフルなんて小者の小者。ん・・？？？？？何て例えりゃいんだろう？？？・・・苦しみ度合いは、クジラとめざしの差！？ハッ？

インフルでよかったなんて思う人は、デング熱の怖さを知っている人以外に思わないと思う。

しかし、コイツは感染するからたちが悪い！すぐさま学校を休んでいる子供は何人いるのか聞いてみた。すると、数人休んでいると言った。日本ならインフル、インフルと騒ぎ立てるけどもフィリピンでは、こんなことは大した病気のうちに入らないのか、騒ぎ立てることもないし予防することもない。

これで病院に行く人も少ないだろう。我が家も、病院に行くとすれば、3日以上高熱が続いた時ぐらい。

フィリピン人がインフル（高熱）になったら飲む薬　Biogesic（バイオジェシック）　しかし日本では考えられない服用の仕方をする

この薬、フィリピンのTVコマーシャルで、頻繁に宣伝している薬です。薬局でもサリサリのどこでも売っている大衆薬です。わずか１錠４～５ペソです。しかし、この解熱効果も凄い！この薬を飲む前に色々と調べたが、一番すぐれているのは副作用が少ないこと・・・

イギリス・ロンドンに留学されている日本人向けに、インフルエンザにかかった時の対処法にも、解熱剤はパラセタモール以外服用するなと書かれてた。どうもこの薬、世界的にも安全と信頼度は抜群なようだ！

フィリピン人は、頭痛や発熱するとすぐにこのバイオジェシックを使う。日本で例えるなら、バファリンみないな存在かな。私が服用するのは、３９度以上の発熱時だけ。それ以外にこの薬（解熱剤）を飲んだことがない。

幼少時の母の言葉が頭に残ってる。とんぷくは強いからねぇ！３９度以上熱がないと飲めないよ！私の時代の解熱剤は、とんぷくと呼ばれていた。漢字の“頓服”なのか？私の住む地域でそう呼んでいたのかは、定かではないけども“とんぷく”と聞くと発熱を下げる解熱剤の薬と強い薬を連想してしまう。

今回は、３９度弱の熱が出たのでバイオジェシック500㎎を飲むことにした。500㎎は日本の適量からすると多すぎるので、その半分を服用した。よく海外の薬は良く効くと書かれているブログも拝見しますが、そりゃ効きますわ！日本の適量の2倍も飲んだら！

欧米人と体のデカサが違うから、体の小さなフィリピン人や日本人は多過ぎやしないかな？！　日本が安全を考慮して少なめにしてるんだろうとは思うけどね。

半分しか飲んでないことがワイフにバレると“子供だ！あはは”と子供扱いされるので、いつもこっそりと飲んでいる。

私は、頭痛などの鎮静剤の薬もほとんど飲まないので、半錠でも十分効果がある。
服用１時間後には、３９度の熱も平熱になりそれが５時間ぐらい保てる。それ以後飲まなければ、また寒気が始まり熱が上がりはじめる。フィリピン人６時間毎にこの薬500mg飲んでるけど大丈夫なのかなと心配する。

今回の服用データー

３９度以上で半錠服用　✕　３回　で二日後には平熱に戻った
特別な副作用はなし

これらのサイトにも今まで述べてきたような、インフルエンザ時の服用時の安全性が書かれている。重複するのでここでは書きません。

フィリピンでインフルエンザにかかった時の解熱剤の服用方法の判断は難しい。フィリピン人は、インフルや薬の知識も乏しいので熱があればすぐに解熱剤を服用する。それが少し心配なので今回ブログにしてみました。結論は、やはり自己判断・自己責任に委ねられるのかな。